砧パーク・アカデミーの歴史(*)


■KPAの創立の経緯


  • 砧パーク・アカデミー/KPAの前身は、向ヶ丘パークアカデミー/MPAで、小田急電鉄の向ヶ丘遊園地内でバラ班、菊班、蘭班、ハーブ班の構成でボランティア活動を行っていました。
  • 2001年の会員157名でした。ところが半年後の9月末に向ヶ丘遊園地を2002年3月に閉園するとの発表があり、11月には作業が終了してしまいました。
  • 閉園発表後、今後もMPAの輪を繋いでいきたいとの声に応えて、役員会で新しい活動場所探しに奔走してくれました。その結果、砧公園と京王フローラルガーデンの2か所になり希望者を募りましたが、後者とは話が進まず砧公園に決まりました。
  • KPAの創立は2002年(平成14年)に会員58名でスタートしました。
  • 2002年3月1日都立砧公園と「砧公園ボランティア設置運営に関する要綱」を締結しました。
  • 2002年5月10日 砧パークアカデミー/KPA設立総会を行いました。

■KPAの活動と活動場所、植栽等


  • KPAの活動開始当初の砧公園は、樹木が鬱蒼と茂っており見通しが悪く、警察からも犯罪防止のため改善するように指摘されるほどでした。
  • そこで、KPAの活動も樹木の下枝、やご、ひこばえ、実生木の除去、伐採、生垣の刈込がメインで、花壇は母子像花壇に業者が草花を植え付けているぐらいでした。
  • しかし、KPAの会員にはMPAでバラ栽培を行っていた人が多く、砧公園でのバラの栽培などを要望して、活動の内容は以下のように拡大してきました。

▶バラ

  • 2004年に母子像花壇に7品種、120本のバラ苗植え付け
  • 2006年に新設したバラ園に購入した13品種、215本のバラ苗と母子像花壇で栽培されていた7品種、38本のバラを植え付け
  • 2009年バラ園内に四ツ目垣を作成し、つるバラ24本植え付け

▶バードサンクチュアリ花壇

  • 2005年に放置されていたところに約300[㎡]を造成し、スイセン、ハーブポピー等の栽培を始める
  • また開墾により栽培面積の拡大を図る
  • 2010年菊花壇を作成し栽培開始

▶三角花壇

  • 2007年からチューリップ球根植え付け 3,300球

▶野草園

  • 当初は別のグループが野草の栽培管理を行っていたようですが、放置されたままになっていたことから2007年に整備を依頼さるものとなりました。

■その他のできごと


  • 2009年度 第20回「みどりの愛護」の功労者として国土交通大臣賞受賞、都立公園ボランティア交流会で活動報告
  • 2010年12月に2011年のKPA創立10年目を記念してハチスカザクラ栽植

▶KPAロゴについて

  • このロゴマークは、34期の木村和男さん(当時、事務局長)が考案されたものです。
  • 2011年(平成23年)4月15日に開催された砧パークアカデミー総会にて承認されました。
  • 図をたたくと、別のウインドウにロゴが表示されます。そこからダウンロードができます。
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▲着色ロゴ余白透明-500x500

(*)2020年4月27日に相談役の関南昭さん(26期)にお聞きしたものを掲載しております。お気づきの点がありましたら、[ メール ]にてご連絡ください。